叔父さん

一昨日、実家の弟から連絡があった。親戚の叔父さんが亡くなった、と。

母のお兄さんにあたる叔父さんで子供の頃は可愛がってもらった記憶があり、そこそこ大人になってからはパソコンについて教えてほしいと連絡してきたりと、人懐っこい叔父さんだった。

叔父さんがずいぶんオジサンになってから絵画を習い始めた。自宅の離をアトリエにして趣味を楽しむようになり、インターネットに描いた絵を載せたいという相談を受けたことがある。まだブログもSNSも流行る前のことだ。今思うと結構新しいもの好きだった。スキルは追いついてなかったけど。

そんな叔父さんが個展を開いたことがある。チラッと覗きに行ったんだけど素人の個人が開いた個展とは思えないほどお客さんが来ていた。そして素人の個人が描いた絵画を数万円の値で購入してくれるお客さんもチラホラいた。会場を提供してくれた方が「名もない素人の個展でこんなに人が来ることはない。人徳だ。」と言っていたのが印象に残った。このとき「人徳」という言葉の使い方を知った。

そんな叔父さんの葬儀が本日行われる。出席するつもりで調整していたのだけど、このコロナ禍で参列者にはご高齢の方も多く、片田舎の葬儀場なので関東から参列するのもいかがなものか、という意見もあり出席は見送った。

もうすぐ葬儀が始まる時間。

叔父さん、今までありがとう。向こうには母が待ってるはずなので、昔話に花でも咲かせてて。

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